2026.03.18
株式会社リトルパークは、山形県西川町において、空き家・空き店舗のリノベーション等を通じて持続可能なまちづくりを推進する「西川町すっだいファンド」の企画・立案から設立まで一貫した伴走支援をいたしました。
本ファンドは、国土交通省と一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)による「クラウドファンディング活用型まちづくりファンド支援事業」を活用したものです。
■ 設立の背景:旧六十里越街道の再生に向けて
かつて山岳信仰の宿場町として栄えた山形県西川町・旧六十里越街道沿い。歴史ある町並みが残る一方で、現在は人口減少や高齢化に伴う空き家の増加が喫緊の課題となっています。
当社代表の古里は、2024年度より西川町の「地域活性化起業人」の委嘱を受け、継続的に現地へ足を運び、地域の事業者や住民の方々と対話を重ねる中で、まちづくりの推進に取り組んでまいりました。
その中で、町が抱える空き家の増加という課題と、同町がこれまで取り組んできた関係人口施策を結びつけ、次のフェーズへ進める仕組みの必要性を感じました。具体的には、関係人口として地域に関わる方々や移住者の「次の一歩」——空き家を活用した飲食店や宿泊施設の開業といったチャレンジ——を支援することで、地域に新たな機能が生まれ、それがさらに人の流れを呼び込むという好循環の創出を企図し、本ファンドの立案に至りました。なお、ファンド名の「すっだい」は、山形弁で「やりたい」を意味する言葉です。

■ リトルパークの役割
本プロジェクトにおいて、リトルパークは全体構想の企画・立案からエリア戦略の策定、スキーム設計、関係機関との調整に至るまで、一貫した伴走支援を行いました。
中でも、一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)による「クラウドファンディング活用型まちづくりファンド支援事業」の活用は、限られた町の財源で助成の仕組みを立ち上げるうえで不可欠でした。本スキームにより、町の拠出5,000千円に対して機構から同額のマッチング拠出を受け、総額10,000千円規模のファンド組成を実現しています。
今後のファンド運用にあたっては、当社も出資を行い、企画・設計を主導して設立したまちづくり会社「株式会社月と山」と連携し、助成先に対する事業化支援や相談対応など、運用面での伴走にも取り組んでまいりたいと考えています。
■山形県西川町について
西川町は、山形県のほぼ中央、県都山形市の西方32kmに位置し、東北の名峰月山の麓に広がる町です。町の総面積のほとんどが森林で占められ、町内には清流日本一と名高い寒河江川が流れるなど、豊かな大自然に囲まれており、東北の里山ならではの四季の移ろいを感じることができます。
西川町公式ページ: http://www.town.nishikawa.yamagata.jp/
■ 「西川町すっだいファンド」の概要
ファンド名:西川町すっだいファンド
資金規模 :10,000千円(西川町5,000千円、機構5,000千円)
支援対象 :・観光客や関係人口等滞在時間増加に関する事業
・多地域・多世代交流拠点づくり事業
・空き家等を活用し地域活性化を促進する事業
運用開始 :2026年3月16日(月)より公募開始

■本件に関わるメディア掲載
西川町HP:https://www.town.nishikawa.yamagata.jp/soshiki/tsunagu/8932.html
国土交通省:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001973064.pdf
MINTO機構HP:https://www.minto.or.jp/archives/fund/detail18.html
本件に関するお問い合わせ
株式会社リトルパーク(担当:浪岡)
E-mail:info@littlepark.co.jp